ネット通販のレビューや口コミに騙されない方法

信頼できるレビュアー

前項の続きになりますが、極端に悪い評価が付けられているレビューの場合で、競合ショップ等がわざと悪い評価を書いて評判を落とそうとしている違う意味での「サクラ」も存在しているようです。これらは参考にしないほうが良いでしょう。

 

5段階の星印で評価されているとするなら、5つ星と1つ星を除いた「2~4つ星」の評価の平均的なレビューを参考にするのが無難です。いずれにしてもポイントになるのは、信頼できるレビュアーかどうかの判断ということになります。

 

ネット通販大手の「楽天市場」、「Amazon」などのレビューを見てから購入を決定するという人が多いかもしれませんが、この場合での注意点は、レビューを書いている人が「購入者であるかどうか」という点です。レビューだから買っている人に違いないと思うかもしれませんが、実際に買った人というのは、その商品に対して基本的に好意的な評価をすることが多いのです。それは、購入をしたことで失敗したと自分でも認めたくないバイアスが作用するからです。不満足でも、案外いい評価をしたりするのです。

 

つまり、参考になるレビューかどうかの判断には、レビューを書いている「レビュアー」が信頼できるかどうかの判断も重要だということです。

 

同じ商品に何度も高評価のレビューを書いているレビュアー、特に同じ日に多くの商品レビューを書いているレビュアーについては「サクラ」の可能性がかなり高いので信頼しないようにするのがお勧めです。

 

その他では、その商品の特徴、使い方などが、まるで説明書のように詳しいレビュアーも、おそらく「サクラ」だと考えられます。